事前準備
「物理学特殊講義I(集中)」は、講義だけでなく演習も行います。 事前に以下の準備しておいてください。パソコン
シミュレーションを実行する環境です。 Windows の環境でも良いですし、VMware やVirtualBox 等で Linux を使っても良いですし、端末から他のサーバへログインしても良いです。
Fortran コンパイラ
以下のいずれかの Fortran コンパイラをインストールしてください。
- Gnu Fortran Compiler (gfortran) 無償
- Intel Fortran Compiler (ifort) 学生は無償
- Linux, Windows : Intel Parallel Studio XE Cluster Edition
- MacOS X : Intel Parallel Studio XE Composer Edition
make などの開発環境
- Windows : MinGW の MSYS をインストール
- Mac : Xcode か ら Command Line Tools をインストール
- Linux : 標準で付属。
Gnuplot
- Windows : Gnuplot のHP からダウンロードしてインストール
- Mac : MacPorts や Homebrew でインストール
- Linux : パッケージ管理システムでインストール
Windows のインストーラでは、gnuplot.exe にパスを通すためのオプションをチェックしておきましょう。
テスト
正しく準備ができたかどか、テストしましょう。
ダウンロード
以下のリンクからファイルをダウンロードしてください。 ブラウザによっては、ダウンロード後に gzip を解凍することがあるので注意しましょう。
- src.tar.gz (11/25/2015)
ファイルを展開
$ tar zxvf src.tar.gz $ cd src
テストを実行
Gnu Fortran を使う場合には、以下のコマンドを実行してください。
$ ./run.sh
以下のような図が表示されれば成功です。 失敗した場合は、エラーメッセージを丹念に追って、どこでエラーが発生したのか発見しましょう。
Intel Fortran を使う場合には、Makefile を修正してください。 Makefile で以下の箇所を
#### intel fortran (ifort) # FC = ifort # FFLAGS = -u -O3 -shared-intel -mcmodel=large -fno-alias -fno-fnalias # CPPFLAGS = #FFLAGS = -traceback -g -warn all -check all -debug all #### gnu gfotran FC = gfortran FFLAGS = -O3 -ffree-line-length-none CPPFLAGS =
以下のように修正します。
#### intel fortran (ifort) FC = ifort FFLAGS = -u -O3 -shared-intel -mcmodel=large -fno-alias -fno-fnalias CPPFLAGS = #FFLAGS = -traceback -g -warn all -check all -debug all #### gnu gfotran # FC = gfortran # FFLAGS = -O3 -ffree-line-length-none # CPPFLAGS =
Makefile を修正後、gnu Fortran の場合と同様に、以下のコマンドを実行してください。
$ ./run.sh
当日の資料
- サンプルコード (上のリンクと同じです) src.tar.gz (11/25/2015)
- 教科書 book.pdf
- HD資料 151125HD.pdf
- MHD資料 151125MHD.pdf
- AMR資料 151128AMR.pdf